1919年の暮れ、ライトの誘いに乗り来日し、帝国ホテル建設の仕事に従事していたA・レーモンド。ライトが日本を離れた後も残って、レーモンド設計事務所を設立し、現在はもう取り壊されてしまった東京女子大や聖路加病院などの設計を次々に着手した。その後43年間に渡って日本に住み、関東大震災、第二次世界大戦後の日本の再建に重要な役割を果たしただけでなく、前川國男、吉村順三ら、著名な日本人建築家を育てたことからもその影響は今なお色濃く残っている。
さて、麻布にあった自宅は現在は取り壊してしまったのだが、その際にリビング一部
を現在の事務所ビルに移築したことをご存知だろうか。その一部をご紹介したい。
